Minori Chihara Countdown Live 2009-2010

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
去年は仕事内容が変わったり,引っ越ししたりといろいろあったが,一番の変化は茅原実里さんのファンになったことかもしれない。
ちょっと前までは長門の声の人という認識しかなく,名前もカヤハラかチハラかわかってなかったくらいだったのが,まさかの Countdown Live にまで参加するようになってしまうとは。
その Countdown Live だけど,すばらしかった。歌を聞くだけなら,CDでいい。常に完璧だし,なにより気軽だ。でも,所詮は耳のみ。Live DVD/BD なら聴覚と視覚に訴えてくれるが,その場の空気は伝わらない。体全体で音を感じられる Live は,やはり別物なのだ。確かに,音が外れてたり歌詞を間違えてたりといったこともある。しかし,それが Live に,記録されたものとは違うものを与えてくれる。それに CD に収録されたものが正解というわけではない。演奏の一瞬一瞬に新しい歌が生まれているのだ。席によってはよく見えないし,空気読めてないかけ声をイラ立たしく思うこともある。だけど,それって自分の視点がちゃんとその場にあるってことなんだと思う。
Live の最後にみのりんは幸せだといった。深いお辞儀をしてありがとうといった。自分自身にその言葉を受け取る資格があるとは思わない。歌うことが大好きだといい,歌い続けるためきちんと行動している彼女と,好きなことを好きとも言えず,やりたいことをやるための努力もしない,ただ惰性で生きている者との間にある差は,あまりにおおきい。