今週の花形

週刊マガジンで読むのが増えてきた。野中氏の新連載も始まったし。でも、一番の注目は「花形」であろう。
今週の花形で注目すべき点は「現実」である。変な髪形の人(名前忘れた)が花形に、「投手から打者への転向は甘いものじゃない」という現実を教えるために花形にわざとぶつけるのだ。しかし、中学1年生なんだから投手から打者への転向なんてそんなに問題ないように思えるのだが。そもそも小学生のときってピッチャーやるやつは運動神経が良くってたいてい打つのも上手い。いわゆる、エースで4番ってやつも珍しくない。清原だってPLで桑田に会うまでエースだったらしいし。投手から打者への転向なんて左肩壊したから右で投げる投手よりもよほど現実的ですよ。はっ、これは新訳巨人の星は昔のとは違って現実を見ているという意志表現なのかもしれない。
もしそうだとしたら困ったことである。巨人の星を知っている世代は誰も普通の野球マンガなんて望んでいないだろうから。少なくとも私は望んでないぞ。バットでテニスをしない花形なんてな。普通の野球マンガなら「ダイヤのA」と「おおきく振りかぶって」で満喫しております。まあ、花形もまだ2話だからどうなるか分からんけど。