記録メディアは壊れるもの

J-CASTの記事にこんなものがあった。この記事中で先日のGIGAZINEの記事『USBメモリの書き換え限界寿命が来ると何が起きるのか、実際に寿命が来たケースをレポート - GIGAZINE』が取り上げられており,USBメモリの寿命がいかほどか知るためにバッファローに取材している。以下その引用。

一般論として、USBメモリの「寿命」はどのくらいなのだろうか。記事中に登場したUSBメモリの製造メーカーとは違うが、USBメモリではトップシェアの「バッファロー」に聞いてみた。同社の販売促進グループでは、「寿命」については、

「タイプによっても(書き込み可能な回数は)違いますし、一概には言えないのですが、『何万回』というレベルでは書き込みが可能、という想定です」

と話しており、メーカー側では厳密には決まっていない、との立場だ。仮に書き込み可能回数を1万回だと見積もって、1日5回アクセスするとすれば、寿命は5年半弱、ということになる。同社でも、

「通常の使用では、1年や2年では寿命は来ないはずです」

と説明している。

ふーん,メーカー側でもNAND型フラッシュメモリの書き換え制限によるUSBメモリの寿命がどれくらいかは決まっていないのか。まあ,実際には調査しているんだろうけどね。NANDフラッシュの書き換え可能回数のちゃんとした数がメーカーから出てこないように,USBメモリの寿命の具体的なデータも発表されることはないのだろう。
って,あれ?この記事「書き換え可能な回数」ではなく「書き込み可能な回数」になってますが。それに何に対しての書き込みか書いてない。仮にUSBメモリに対する書き込み可能な回数が何万回というレベルだと使い物にならない気がする。書き込み回数なら1日5回どころか1日50回でも通常の使用と思いますが,どうでしょう?というかWindows VistaReadyBoostなんかに使ったら速攻でこわれそうなんですが。
せっかくバッファローから話を聴いているのだからもっとちゃんと書いてほしいものだ。
あともう一つ気になる点があった。

記事によると、このUSBメモリは「寿命」ではなく「単なる故障」と判定され、修理に出されたという。

そ,そうなの。こういう風には読み取れなかったんだが・・・。小学生のときから国語苦手だったからなあ。